歯を残すために、子どもの頃から予防歯科の習慣を
小児歯科は、お子さまが乳児期の時からスタートします。正しい食生活やものをよく噛むことは、顎の形成や脳に刺激を与えて知能の発達も促します。 また、お子さまに歯磨きを習慣づけることも大切です。
虫歯や歯周病などの予防のために、子どものうちに噛み合わせや歯並びをしっかり治しておくことはとても重要です。
子どものうちからお口の中のことについて興味を持たせ、定期検診にもしっかり通う習慣をつけてあげることで、きれいで丈夫な歯を残し続けることができるようになります。
乳歯の虫歯予防・定期健診
乳歯・永久歯に関わらず、生えたての歯は柔らかく磨きにくいので虫歯になりやすいのです。完全に硬くなるには生えてから2~3年かかると言われています。
まこと歯科医院では、お子さまの場合、治療をするためではなく、まずは歯科に慣れていただくために、1歳からの定期検診をお勧めしています。
1歳の頃から噛み合わせのチェックやフッ素塗布などで通院されたお子さまは、いざ虫歯になって治療が必要になっても嫌がらずに安心して治療させてくれるようになるからです。
フッ素塗布
早くに乳歯や永久歯の質を硬くし、虫歯になりにくい歯にするためにフッ素を塗布します。小児に対しては、12才臼歯が崩出するまでにフッ素塗布することによって50%虫歯の発生が抑制されます。
シーラント
柔らかいお子さまの歯が、慣れない歯磨きのせいで虫歯にならないように、レジンというプラスチックで複雑な奥歯の溝にふたをすることで、虫歯予防をすることができます。
年齢別予防歯科
0歳~3歳(乳児)
歯が生え始めてくる頃で授乳により虫歯リスクが上がる時期です。
適切なハブラシや予防の方法を習って生えたての歯が虫歯にならないように予防しましょう。
3歳~5歳(幼児)
乳歯が16本~20本位生えてきて乳歯列が完成する時期です。
歯と歯の間からの虫歯に気を付け、食生活習慣が適切か見直し、生活にあった予防の方法を考えましょう。
6歳~8歳
永久歯が生えてくる大切な時期です。
前歯4本が生えてくる時期に歯胚をレントゲンで確認し、歯の溝にシーラントを塗って永久歯のむし歯を予防しましょう。
12歳~14歳
すべての歯が永久歯に生え変わる時期です。
大人のハブラシを使用して自分の歯の健康を守れるよう、また、定期的なクリーニングがおすすめです。
小児矯正を始める時期について
小児矯正は、8~10歳ころに「第一期治療」から矯正治療始めて、永久歯交換後に引き続き「第二期治療」を行うというのが一般的ですが、お子さまの症状によってさまざまですから、なかには「第一期治療」をする必要のない場合も多々あります。その場合、永久歯が生えそろうのを待ってから治療開始します。
まこと歯科医院がすすめる「1歳からの定期検診」では、虫歯や噛み合わせについて定期的に見守りつつ、適切な時期に矯正を開始できるメリットもあります。
歯を残すために、子どもの頃から予防歯科の習慣を
まこと歯科医院は、お子さまが歯科医院に怖いイメージを持たないよう、また、お子さま連れの患者さまが安心して通院できるよう、
キッズコーナーやおむつ交換台、TBIコーナーなど設置しています。